川口在住、40代のテレビディレクターが綴るブログ テレビの裏側、映像コンテンツの“演出”について、川口情報も!

このブログでは、川口在住のテレビディレクターである私が、業界話から、撮影テクニック、演出テクニックまで、自らの経験を踏まえて、役立つ情報を発信。川口在住のファミリーには必見、役立つ情報もあるよ。

W杯サッカー観戦で感動した!

皆さんは、ロシアW杯のサッカー、決勝トーナメント、日本対ベルギーの

試合を見ましたか?

午前3時にキックオフもかかわらず、超早起きして見てしまいました。

手に汗握る熱戦で、最後は残念でしたが、日本代表の熱気溢れるプレーに

感動してしまいました。

 

私は個人的には、ドラマよりもスポーツの方が感動します。

その理由について、記したいと思います。

 

まず、スポーツは台本がない。というのが私が一番感動する理由です。

なので、生中継を見ていないと、その瞬間の感動を味わえないと思います。

(もちろん、素晴らしいプレーや素晴らしいシーンであれば、

後でそのシーンだけを見ても感動できますが)

ロシアW杯でいえば、まさかFIFAランキング61位(2018年6月7日発表)

の日本が、コロンビアを破って、予選リーグを突破するなんて、

予想もしていなかったと思います。

 

2つ目に選手が全力でプレーする、その姿です。競技に参加するスポーツ選手は

少しでも良い成績を残そうと、毎日死に物狂いで練習しています。その成果を

発揮する場が試合です。オリンピックにしても、サッカーW杯にしても、

野球のWBCにしても、全力でプレーする選手たちをみていると、何か心を

動かされます。多分それは、“純粋に全力で”競技に望んでいるのが

そのプレーを通じて、視聴者に伝わるんでしょう。

 

3つ目に、日本を意識する瞬間だということ。日本に住んで、日本で

生活していると、私はそんなに日本人を意識することはありません。

(海外に行くとまたちょっと違いますが)

しかしながら、“日本代表”が“日本”を背負って競技しているのを見ると、

(選手がそれをどこまで意識しているかはわかりませんが)

やたら応援したくなります。日本人としての血が騒ぐということなのか

わかりませんが、オリンピックでもやたらメダルの数を気にしたりとか

メダルの色を気にしたりとか。

 

ただ一方で、報道する側もちょっと視聴者を意識させすぎているのかなという

気がします。

 

オリンピックでいえば、メダル予想やメダル候補の選手への取材などが

オリンピックが近づいてくるとどんどん加熱してくるし、

今回のサッカーも、テレビはずっとサッカーばかりで、盛り上がりを

煽っている印象も受けなくはなりません。

 

私の仕事は、そういう演出の一翼を担う立場なので、あまりとやかくは

言えませんが、今回のサッカーを通じて改めて、スポーツ観戦の感動を

味わえたし、ますます、2020年の東京五輪が楽しみになるなと思いました。

ただ願わくば、東京五輪は仕事抜きで楽しめると良いなと思います。

 

 

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